自画像や、安田火災が58億円で購入して話題となった「ひまわり」等で有名なゴッホが1888年に描いた『赤い葡萄畑』。
37歳で亡くなったゴッホが絵を描きはじめたのは、27歳ごろ。幼少の頃から画家を志し、美術学校を卒業して画家になったわけではなかった。ゴッホが10代後半についた仕事は、画商だった叔父の手伝いだった。性格その他の問題から仕事を辞めざるをえなくなり、牧師になろうと各地を放浪したが挫折、最後に画業にたどりつく。
ゴッホが絵を描いていた期間は10年前後と言われているが、その作品数はかなり多く、2000点を超えると考えられている。
『赤い葡萄畑』は、ゴッホが亡くなる5ヶ月前に開かれた展覧会で、友人の姉が400フランで買ってくれた。ゴッホの存命中に売れた絵はこの1点だけだった。
for・during・inの3つはどれも「期間」を示す名詞といっしょに用いることができますが、そのちがいは?
1. He has lived for ten years.
2. He lived during the ten years.
3. I met him twice in ten years.
during の右には、theや所有格 one'sがついた名詞が続くことはあまり記憶に残っていないのではないでしょうか?
3.の in は、1.の for と置き換えられる場合と、ダメな場合があり、完璧に理解するのは無理。「現在完了否定文では、for の代わりに使える。」ことだけ覚えましょう!
「期間」といえば for という人もスッキリ。
計画立てても続かないから…
計画は崩れてもかまいません。国家も企業も計画を立てますが、100%計画を達成できる組織はありません。むしろ、達成できない可能性があるからこそ計画を立てるのです。達成率が70%であっても、計画を立てずに行動した場合より成果は高いのが一般的です。
「言葉が行動を支配する。」
11年間優勝から遠ざかっていた早稲田大学ラグビー部を就任1年目から5連覇に導いた清宮克幸氏の言葉です。去年、甲子園で騒がれた早稲田実業の清宮くんのお父さんです。
やりたいこと、やるべきことを言葉にすること、そうすることの力を信じない人にとって自らの限界を越えることは難しくなります。崩れる計画を立てましょう。
勉強のやり方が分からないと高校生は言います。でも、本当はちょっと違う気がする。楽して成績・実力を上げるやり方が分からないんではないのでしょうか?
ありません、残念ながら。
ある人のブログに、"If people don't laugh at your dream,the dream is not big enough."とありました。大きな、大きな目標を掲げることから始めましょう。
目標を決めたあとの計画の立て方や、単語を覚えるコツ、長文の仕上げ方についてはまた別の機会に。
「えっ?抽象名詞に a がつかないって当たり前じゃないの?」
実は不可算名詞にもa(an)がつくことがあるんです。
There was rain yesterday.
There was a heavy rain yesterday.
rainは不可算名詞ですが、形容詞がつくと不定冠詞 a がつくんです。
「不可算名詞には形容詞はmanyじゃなくてmuchをつける(much water,much advice)って習ったけど、そのとき a 必要だったっけ?」
その通り!much,little,some, anyがついても a はいりませんが、それ以外の形容詞が不可算名詞につくと不定冠詞 a が必要になることがあります。
頭が混乱してきた。結局、a(an) は要るの、要らないの?
ここで本題。写真の「c(可算)名詞として使われることのない純粋の不可算名詞。」という記述。これは、『ジーニアス英和辞典 第5版』(大修館)の "advice" の解説です。つまり、不可算名詞は形容詞がつくと不定冠詞 a がつくものもあるが、どんな形容詞がついても、ぜーったいに a がつかない頑固者の不可算名詞がある、ということ。入試に出るのはこの頑固者のほう。だから絶対に a がつかない「(純粋の)不可算名詞」を覚えていくことが必要になります。(でも、自然な日本語なら「純粋な」がいい気がするけど…)
頑固者リスト
advice,information,news,bugage,luggage…と問題集にたくさん出ている。ここらへんは知ってる人が多くて差がつかないので、progress,research,equipmentがおすすめ。(TOEICでも出題されています。)
台風は自分では動けないらしい。最近は、『ひるおび!』では森さんが恵俊彰に、『ミヤネ屋』では蓬莱さんが宮根誠司に突っ込まれながら、気象現象を詳しく解説してくれる。
英語も、気象現象ほどではないが、複雑に絡み合っていて、苦手な人の混乱は、まさに大雨暴風特別警報である。ただちに、命を守る行動をとってください。
英語では、自ら他の部分とつながる力を持つ品詞とそうでない品詞がある。動詞が一番社交的で、水戸黄門のように左に助さん(主語)、右に格さん(目的語か補語)、時には格さんが二人いることもある。形容詞は名詞につながる力を持ち、副詞は気が多く動詞や形容詞、副詞、他にもたくさんの品詞につながることができる。前置詞も接続詞も他の部分につながっていく力をもっている。名詞だけなのである。自分からは他の部分とつながる力を持たないのは。英文の中で一番人数は多いくせに、ミスター動詞や、前置詞ちゃんがいないと、英文の中に居場所がない。
この、自分に自信がなく、自己主張をしない、日本人的な品詞である名詞たちが私たち日本人を大混乱に陥れる。自分だけでは何もできない大勢の名詞台風が今日も吹き荒れる。思い返してみてください。みなさんが分からなくなるのは、ひとりぼっち名詞くんのせいだったんです。
だから、動詞の5文型や前置詞、接続詞をしっかり理解し、名詞台風を手なずけましょう。これで明日からはお天気続き。英語予報士、大島でした。