センター試験良かった人もそうではなかった人も

 2016.1.21.(木)

まず復習。それから、復習。結局、復習。

 

冗談で言っているのではなく、過去問を解きまくっても、次に同じ単語を見て意味が分からなければ、正答率が上がってこないのはアタリマエ。

 

過去問を解かないと不安で仕方ないことは理解できます。みんなそうです。

 

でも他の人同じでいいのでしょうか

 

勇気を出して行動するときです。 

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センター試験、解いてはいけない!

1999年、市販されている食品に含まれる食品添加物の毒性や、家電製品の性能面の問題をとりあげた『買ってはいけない』という本が200万部を売り上げ、話題となりました。

 

時は流れ、2016年。センター試験、『解いてはいけない』

 

毎年、多くの予備校・塾が高校1、2年生にセンター試験同日受験を競って勧めてくる。予備校・塾が高校生の不安をあおることで生徒獲得を図るのは、まぁ仕方ないとして、学校でも多くの教師がセンター試験を授業中に解かせる。

 

な、なんで、解いちゃうの?

 

1年生はもちろん、2年生でも1年前にセンター試験を解くだけの単語力がある生徒はそれほど多くはありません。そんな状態で解けば、200点満点中100点をやっと超える程度という生徒が続出します。素晴らしい外科医を育てるために最初からメスを持たせることはありませんし、パイロット志望の若者を訓練初日に操縦席に座らせることはないでしょう。

 

センター試験の問題は、本来、準備が整う前に「消費」すべきものではありません。志望校の過去の合格者平均点、合格最低点を知り、十分準備を重ね、高3の12月に自分の位置を確かめるために用いるとても大切な資料です。

 

無限塾のある生徒が高2の1月に学校でセンター試験を解かされたとき、まったく問題を読まずマークシートに記入、50数点を取り、ひどく先生に怒られたそうです。でも、この生徒は、早稲田大学商学部、慶應大学商学部他に現役合格しました。

 

今、何をすべきか常に考えること、それが受験のスタートラインです。 

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